目次

[1]スター性あふれるプレースタイルは自主練習の中で培われた
[2]野球選手として最高峰の目標を掲げる


 第46回日本リトルシニア日本選手権大会で、準優勝に輝いた山口東リトルシニア。そんな強豪チームの、切り込み隊長を務めたのが野間翔一郎選手だ。走攻守すべてにおいて、中学野球トップレベルの実力を持っており、リトルシニア日本選手権大会では獅子奮迅の大活躍を見せた。
 今回は、そんな野間選手に独占インタビューを行い、2年5カ月の中学野球で歩んできた道のりや、今春からスタートする高校野球生活について語っていただいた。

スター性あふれるプレースタイルは自主練習の中で培われた


 山口東リトルシニアではトップバッターを務めていた野間選手だが、そのスペックは驚くべきものだ。中学通算本塁打は20本に達し、50メートルは6秒を切る。また守備範囲も広く、ここぞという場面では強肩も見せつける。
 まさに、走攻守すべてにおいて中学野球トップレベルといえる野間選手だが、その姿を見れば見るほど一人のプロ野球選手の姿を彷彿とさせてしまう。

 2018年のドラフト会議で3球団の強豪の末、千葉ロッテマリーンズへの入団が決まった藤原 恭大選手だ。細身で筋肉質な体型に加えて、左投げ左打ちという点も同じ。プレースタイルも、まるで線でなぞったかのように似ており、早くも「藤原二世」と称したくなる選手だ。
 そして野間選手自身も、誰よりも藤原選手のプレースタイルを意識している。

 「理想とする選手は藤原 恭大選手です。高校でも藤原選手のようなプレーをしたいです。50メートルももっと速くなって、打率も4割、5割打てる選手になり、塁に出たら必ず盗塁するような選手になりたいですね」

 そんな野間選手は、一風変わった環境の中で育った。山口東リトルシニアは、平日のほとんどの練習が自主練習となっている。選手が自らの課題を考え、自分で練習メニューを組んで実行していくことによって、自律心を養いながら技術の習得に努めているのだ。

 「山口東シニアの練習は、自分のやりたい練習ができます。自分にはそれが良かったと思っています。入った時は体も小さくて細かったのですが、トレーニングなどを続けてることで体が大きくなりました」

 普段からの自主的な練習により、自らの課題と向き合い、地道なトレーニングを続けた野間選手。スター性あふれるプレースタイルも、こうした環境の中から生まれていったのだ。

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