第774回 甲子園のスターから社会人屈指の本格派へ化ける!板東湧梧(JR東日本)の進化の秘密2018年10月15日

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【目次】
[1]誰よりも走って最後の夏で甲子園ベスト8!
[2]社会人で活躍するためにスタイルもすべて変えた
[3]ケガが自分を進化させた

ケガが自分を進化させた



キャッチボールをする板東湧梧

 社会人3年目にはエース格として活躍。ドラフト候補に名前が挙がるまでに至ったが、秋に右ヒジを故障。復帰までに半年の期間を要した。「ケガでボールが投げられない時期は、体についてのことや食事法、トレーニング法などを勉強していました」と話す。また、やる気を上げるための意外な方法があるという。「趣味が読書なので休日は書店に行くことも多いのですが、今、特に好きなのがビジネス書で、ビジネス書を読んでいると『自分は好きな野球をやらせてもらえているのだから、もっとしっかり取り組めるはず』とモチベーションが上がるんです。」

 昨年5月に戦列へ復帰すると、今季は2月のキャンプから万全の準備ができたこともあって復調。7月の都市対抗野球では、自己最速タイの148キロをマークしたキレのある真っすぐを武器に全4試合に登板。通算14回を投げて6安打1失点。三振も15個を奪う快投でチームを4強へ導き、大会の優秀選手にも選出された。「社会人5年目ですが都市対抗の本戦で投げたことがなかったので、自分にとっては甲子園よりも東京ドームのマウンドに立ちたいという気持ちが強かったんです。今季も都市対抗の予選は良くなかったのですが、それでも腐ることなくやるべき事をやっていたのが良い結果につながったのだと思います。」

 この好投により、再びドラフトの注目選手となった板東投手。「上のステージでやりたいというワクワクした気持ちもありますし、その一方で不安もあります。ただプロへ行くにしても、社会人に残るにしてしてもチャレンジを続けることができると思うので、楽しみですね」。また、投手としては「今後も勝てるピッチャーを目指してコントロールを追求していきたいです。今季はたくさん投げさせてもらえて制球にも自信が付きましたが、もっと精度を上げていきたいです」と語った。

 かつての甲子園のスターがこれからどのような道を進むのか。どちらにしろ、見る者にも楽しみを与えてくれるのは間違いない。

文=大平 明

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プロフィール

板東 湧梧
板東 湧梧(ばんどう・ゆうご)
  • ポジション:投手
  • 身長:182センチ78キロ
  • タイプ:右投右打
  • 鳴門-JR東日本
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