目次

[1]歴代の選手の中で3本に入る俊足の持ち主
[2]夏の敗戦が打撃強化のキッカケになる
[3]昨夏の借りは今年返す

 50m走で6秒を切る俊足を武器に、1番打者として打線を引っ張る斎藤 未来也選手(関東一)。そのスピードを実際のプレーへ活かすため、どのようなことを心掛けているのか。そして、最後の夏を前に、どんな取り組みをしてきたのかをうかがった。

歴代の選手の中で3本に入る俊足の持ち主

 「自分の持ち味は足なので、高校ではその特長を活かせるチームに行きたいと考えていました」と、関東一に進学した理由を明かす斎藤選手。レギュラー獲りへのアピールも、やはり足だった。「1年生の時から練習で走るメニューがあった時は『絶対、隣の選手に負けない』という気持ちで走っていました」。

 その俊足については、米澤 貴光監督も「歴代の選手のなかでも3本の指に入る」と話しており、快足で鳴らした関東一OBのオコエ 瑠偉選手(楽天)と比較し「オコエはどんどん加速していくタイプなので二塁から三塁へ向かっている時が一番速かったのですが、斎藤は一歩目のスタートが良いので一塁まで到達するのが速いんです」と話す。

 斎藤自身もこの一歩目にはこだわりがあるようで「まずは『最初の一歩目を強く踏み出すこと』。そして、『最初の5歩を速く』と意識しています。その後は、とにかく足を素早く回転させて動かすことが速く走るのに必要なことだと思います」

 もちろん、打った後は全力疾走だ。「内野ゴロでもショートの深い位置に飛んだら内野安打になるように、野手の正面でもワンファンブルでセーフになるように打った瞬間から全力で走っています。シングルヒットのコースに打球が飛んだ時も外野手の捕球の体勢が悪かったら二塁へ行けるように、長打の時は二塁打ではなく三塁打にするために、どんな時でも先の塁を目指して走るように心掛けています」。

 実際に、シングルヒットをツーベースにしたことも何度かあるという。
「2年秋に初めてセンター前二塁打を打って自信になりましたし、それ以降は常に二塁を狙うようにしています」

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