6、7月にかけて行われた地方大会。3556試合を開催され、49代表校がすべて決まった。今回は読者が選ぶ地方大会ベストゲーム特集を実施したい。

 この企画をするにあたって、YouTubeのコミュニティ高校野球ドットコムのインスタグラムストーリーで募集を行い、約1000票近くの得票があった。編集部で集計を行い、ベスト10が決まった。

 今回、順位付けのルールとして、「1都道府県1カード」を入れた。多くの都道府県からの試合を選出したい考えで今回のランキングとなった。また、番外編として読者が選ぶ最も熱かった大会も紹介したい。このケースに該当した大会は編集部も取材しており、今年の地方大会を振り返る上で、外せないものだった。

読者が選ぶ夏の地方大会ベストゲームは?


10位 愛工大名電vs中京大中京

 今年は私学4強と呼ばれる中京大中京愛工大名電享栄東邦が例年以上の戦力が揃い、最激戦区と呼ばれていた。その中で、中京大中京vs愛工大名電の一戦は準決勝で実現。

 愛工大名電のエース・寺嶋 大希投手、中京大中京のエース・畔柳 亨丞の投げあいとなった。試合は終盤に愛工大名電が勝ち越しに成功。愛工大名電が決勝進出を決めた。

 また決勝の愛工大名電vs享栄の試合も多くの票を得ていた。

9位 乙訓vs龍谷大平安

 今年の京都大会では大会序盤から激戦が多かったのだが、最も注目されたのは昨秋優勝の龍谷大平安と昨秋準優勝の乙訓が初戦で対決したこと。この大会は有観客で、当初は太陽が丘野球場の予定だったが、多くの来場者が予定されることで、わかさスタジアムに変更になりました。多くの観衆が見つめる中で行われた一戦は息を呑む大激戦となった。

 試合は乙訓が4対2とリードした9回裏、龍谷大平安が追いつき、延長10回表、乙訓が5点を入れ、勝ち越しに成功した。この試合についてお互いの気迫あふれるプレーに感動したという声が寄せられており、ランクインとなった。

8位 仙台商vs仙台育英

 7月17日、仙台育英の敗退したニュースが話題となった。今年の戦力は全国でもトップクラス。全国制覇を狙えたであろう仙台育英を破った仙台商は過去に春、夏、二度の甲子園出場している強豪だ。試合は仙台商が先行し、追う仙台育英を振り切り、勝利を収めた。この試合について読者からは「仙台商の絶対に勝ってやるぞ!という執念に感動しました」というコメントが寄せられた。

6位 高知vs明徳義塾

 高知森木 大智vs明徳義塾の対決で注目が集まった一戦。明徳義塾は1点を先制し、8回表にも1点を追加。8回裏に同点に追いつかれたものの、9回表に勝ち越しに成功。その試合運びが見事だった。

6位 県立岐阜商vs市立岐阜商

 岐阜大会決勝の県立岐阜商vs市立岐阜商の一戦がランクイン。この対決による決勝戦は36年ぶりとなり、岐阜県内では大きく話題となった。試合は4対3で県立岐阜商が競り勝ち、9年ぶり29回目の甲子園出場を決めた。決勝戦に相応しい熱戦を高く評価され、投票する方が多かった。

 なお、高知大会優勝の明徳義塾、岐阜大会優勝の県立岐阜商は初戦で激突する。