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ハマの守護神に大記録が迫る 山﨑康晃、10年目の節目で狙う250セーブと現役最多記録

2024.02.02


帝京時代の山﨑康晃

2月に入り、各チームでキャンプがスタート。シーズンに向けて準備が進む中、横浜DeNAは沖縄を拠点に活動。守護神として長くチームを支えてきた山﨑康晃投手(帝京出身)が初日からブルペン入りした。

体も絞って調子の良さが報じられている山崎。2023年は20セーブこそ記録したが、途中から中継ぎに配置転換など、守護神を譲り渡すことになった。1年目からチームの守護神として活躍し続け、侍ジャパンでも務めた経験のある、NPBを代表するクローザー。2019年に受賞したのを最後に、セーブ王のタイトルから離れていることには、思うところもあるだろう。

しかも、2024年は節目の記録のチャンスがある。現在227セーブまで積み重ねており、名球会の条件である通算250セーブまで残り23セーブとなった。長いNPBの歴史でも、まだ3人しか達成していない偉業が迫っている。大きなケガをせず、守護神の座を奪取すれば、今季で十分達成可能である。

加えてもう1つ、現役最多セーブの可能性もある。
2023年シーズン終了時点で最多は、オリックス・平野佳寿投手(鳥羽出身)の242セーブと、その差は15セーブ。チームの状況によるが、現役最多セーブ数を積み上げる可能性もある。

2024年は節目の10年目、節目の250セーブ、さらに現役最多の記録に挑む山崎。今シーズンも9回のマウンドに上がる姿が見られるか、ひとまずキャンプでのアピールに注目したい。

この記事の執筆者: 田中 裕毅

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