大学生4人が“飛び級”で侍ジャパン選出へ! 宗山・金丸らを追う2年生4人に注目!
国本 航河(筑波大)、立石正広(創価大)、堀越啓太(東北福祉大)、東海大相模時代の大塚瑠晏(東海大)
2024年3月に行われる侍ジャパン強化試合のメンバーに宗山 塁内野手(広陵-明治大)、中村 優斗投手(諫早農-愛知工業大)、金丸 夢斗投手(神港橘-関西大)、西川 史礁外野手(龍谷大平安-青山学院大)の4選手が選出される見込みだ。今回の異例の選出は、アマチュア野球に精通する井端 弘和氏が監督を務める影響が大きい。2023年12月に松山で行われた大学日本代表候補合宿にも足を運び、次世代のスターに熱い視線を送っていた。
宗山らの選出は、大学野球のレベルの高さを物語るものだ。今回の4人に続く「将来の侍ジャパン候補」の2年生4人を紹介しよう。
まずは国本 航河投手(名古屋-筑波大)。12月の大学ジャパン候補合宿で圧巻のピッチングを披露している。首都大学リーグ戦で最速155キロを記録した剛腕は、同合宿の紅白戦でも2回パーフェクト。わずか20球でドラフト候補たちを抑えた投球は大器を感じさせる。
野手では立石 正広内野手(高川学園-創価大)が高い身体能力を発揮している。昨年の春季リーグ戦で三冠王を獲得し、その後の大学選手権でも、持ち味のパワーでライトスタンドへと鋭い打球を放り込んだ。代表候補合宿でも練習から3年生のスラッガーに負けない打球を見せていた。両選手とも2年後のドラフト上位指名候補、将来の侍候補として期待したい。
松山合宿に選ばれなかった選手では堀越 啓太投手(花咲徳栄-東北福祉大)が筆頭だろう。1年時の大学選手権で154キロ投げ話題を呼び、今冬には非公式ながら164キロを記録した剛腕だ。野手は東海大相模時代に主将として選抜優勝に導いた大塚 瑠晏内野手(東海大)が候補にあがってくる。”超高校級”と呼ばれた守備力は大学でも健在。軽快なフットワークと安定感のある送球は光るものがある。成長を遂げることができるのか、次世代のスター候補たちに注目だ。
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