横浜のエース・杉山遙希(西武3位)が入寮 ジャイアンツジュニア時代のチームメイトはセンバツV投手など逸材揃い
2024年が幕を開け、徐々に新人選手が入寮し始めた。6日には西武のドラフト3位・杉山 遙希投手が入寮したことが報じられた。
名門・横浜では1年生ながら夏からエースナンバーを背負い、甲子園に出場。2年生の夏にも甲子園に出場するなど、3年間エースナンバーを付け続けた。西武でも過去に工藤公康さん(愛工大名電出身)や帆足和幸さん(三井高出身)が使っていた背番号47を与えられ、球団からの期待の高さが伺い知れるが、実は小学生の時にジャイアンツジュニアに選出された経験がある。
杉山が選ばれた2017年のジャイアンツジュニアのチームメイトを振り返ると、高校野球の世界で活躍した実力者が大勢いる。
特に結果を残したのは、山梨学院でプレーした林 謙吾投手だろう。2023年のセンバツでは優勝投手となり、一役脚光を浴びた。
その林が活躍したセンバツに出場した健大高崎で主力となったのが、半田 真太郎内野手。またベスト8に進出した東海大菅生で主将を務めた渡部 奏楽内野手も、2017年のジャイアンツジュニアの一員。当時からのチームメイトであり、東海大菅生でも一緒にプレーした髙橋 玄樹外野手らと激戦区・西東京で戦った。
その他、横浜でも共闘した山﨑 隆之介内野手や稲坂 陽内野手。横浜と同じ神奈川でしのぎを削った桐光学園の工藤 康心投手や、桐蔭学園・萩原 悠埜外野手がいる。
そして最後に挙げたいのが、夏の甲子園で優勝した慶應義塾の清原 勝児内野手。元プロ野球選手・清原和博さんの次男として注目されたが、2023年は春、夏それぞれ甲子園に出場。センバツではスタメン出場で1安打。夏の甲子園では代打での出場がメインになったが、チームの日本一に貢献した。
プロ入り、センバツ優勝投手、甲子園優勝メンバーと、金の卵が集まるNPBジュニアにふさわしいメンバーが揃っていた。次なるステージでの活躍も非常に楽しみだ。
<2017年ジャイアンツジュニア>
工藤 康心:桐光学園
稲坂 陽:横浜
半田 真太郎:健大高崎
清原 勝児:慶應義塾
林 謙吾:山梨学院
山﨑 隆之介:横浜
早貸 将太郎:横浜
萩原 悠埜:桐蔭学園
杉山 遙希:横浜
髙橋 玄樹:東海大菅生
渡部 奏楽:東海大菅生
小川 隆太郎:星稜
海老原 颯馬:平塚学園
井上 結人:慶應義塾