News

大阪桐蔭で甲子園優勝した強打者に戦力外通告、今季は二軍で8本塁打

2023.10.14


巨人の戦力外通告者の中に、香月 一也内野手(大阪桐蔭)の名前があった。香月は2014年の大阪桐蔭優勝メンバーの1人で、自身は2年夏(2013年)、甲子園に出場。主に5番セカンドとして出場し、日川(山梨)戦ではマルチヒットを記録し、打撃力は高かった。

そして3年夏(2014年)は主に3番サードで出場し、3回戦の八頭(鳥取)戦では6打数4安打を記録していた。見事、優勝に貢献し、その年のU-18代表にも選出され、プロ志望届を提出。ロッテから5位指名を受けた。

プロ2年目の2016年にプロ初の一軍昇格、初安打を記録し、19年には26試合に出場。20年にはシーズン途中で、トレードで巨人に移籍。21年にはキャリアハイとなる39試合に出場し、3本塁打を記録。打率.203ながら、長打率.407と期待を持てるパフォーマンスを見せた。22年は15試合に出場にとどまり、今季は一軍出場はなく、ファームで打率.263、8本塁打とパフォーマンス自体は悪くないが、今年で27歳としては実績が物足りなかった。

昨年は同学年で、甲子園優勝を経験した峯本 匠内野手(立教大-JFE東日本)も現役引退している。

二軍の実績をみると、野球選手として続けていけるものはあると考える。どんな決断を下すのか、注目だ。

この記事の執筆者: 河嶋 宗一

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.28

【大分】佐伯鶴城は4戦3勝、杵築は4戦で1勝<強化試合>

2024.05.28

【鹿児島NHK選抜大会】錦江湾が1点差勝利!出水工の追い上げ、あと1点及ばず

2024.05.28

春の福岡地区を制した沖学園(福岡)、勝利のカギは異例の「決勝直前沖縄合宿」だった

2024.05.28

【鹿児島NHK選抜大会】川内商工が2試合連続逆転サヨナラ勝ち!雨のため2試合が継続試合

2024.05.28

交流戦開幕、初戦の注目は髙橋宏斗vs.今井達也の初対決!

2024.05.25

【関東】白鷗大足利が初、逆転サヨナラの常総学院は15年ぶり決勝<春季地区大会>

2024.05.25

【熊本】九州学院、熊本工が決勝へ<NHK旗>

2024.05.25

首都2部優勝の武蔵大の新入生に浦和学院の大型左腕、左の強打者、昌平の主軸打者など埼玉の強豪校の逸材が入部!

2024.05.25

【岩手】盛岡大附がサヨナラ、花巻東がコールドで決勝進出、東北大会出場へ<春季大会>

2024.05.26

【近畿大会注目チーム紹介】実力派監督就任で進化した奈良の名門・天理。超高校級の逸材3人を擁し、緻密な攻守で全国クラスのチームに!

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.29

【岩手】盛岡中央、釜石、水沢が初戦を突破<春季地区予選>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商