【鹿児島】1回戦 出水工vsラ・サール
出水工が序盤、長打攻勢で畳みかける<鹿児島秋季大会>
<第153回九州地区高校野球大会鹿児島県予選:出水工10-1ラ・サール(8回コールド)>◇26日◇1回戦◇鴨池市民
出水工は初回、2死から好機を作ると、4番・福永 那治が大会第3号の2ランを放って先制した。
圧巻は3回。先頭の1番・森園 健悟の左越え二塁打を皮切りに、6連打を浴びせる。3番・松元 怜音、4番・福永、5番・釜は3連続二塁打と長打で畳みかけ、打者一巡で5点のビッグイニングを作り、序盤の長打攻勢で大きく主導権を手繰り寄せた。
ラ・サールは5回まで1安打、二塁も踏めずに防戦一方の展開だったが6回、連打と盗塁で1死二、三塁と初めて得点機を作り、4番・武永 隼の犠飛で1点を返した。
4回以降は追加点が奪えなかった出水工だったが8回、暴投なども絡んで3点をダメ押し。4人の投手陣の継投でラ・サール打線の反撃を1点に留め、コールド勝ちを決めた。
取材=政 純一郎