【鹿児島】1回戦 伊集院 vs 松陽
伊集院の1番・大重が決勝打<鹿児島秋季大会>
<第153回九州地区高校野球大会鹿児島県予選:伊集院2-1松陽>◇25日◇1回戦◇平和リース
前日(24日)の雷雨のため、2回表の伊集院の攻撃からの継続試合となった。
伊集院は2回、無死一、三塁として、併殺崩れの間に三走・柳田 修也が生還し、開始早々に先制点を挙げた。
4回まで伊集院の先発・新藤 颯大の前に無安打、8奪三振と抑えられていた松陽打線だったが、5回に1死から7番・上園 航毅が内野安打で初安打を放つと、盗塁を決めて、内野ゴロで三塁まで進み、9番・定岡 敬二が中前適時打を放って同点に追いついた。
伊集院は左腕・新藤、松陽は北原 知樹と押川 騰輝の継投、両投手陣の好投などで両者追加点が奪えず、終盤へ。
伊集院は9回、2死二塁として1番・大重 亮輔が右前適時打を放ち、待望の勝ち越し点を得る。
その裏を新藤が3者凡退で切り抜け、2日間の競り合いをものにした。
取材=政 純一郎