【鹿児島】1回戦 串木野・薩摩中央・鶴翔・川薩清修館(連合③)vs 錦江湾
延長10回、「串木野・薩摩中央・鶴翔・川薩清修館」連合の1番・城ノ下が決勝の二塁打<鹿児島秋季大会>
<第153回九州地区高校野球大会鹿児島県予選:連合③10-8錦江湾(延長10回タイブレーク>◇22日◇1回戦◇平和リース
「串木野・薩摩中央・鶴翔・川薩清修館」(連合③)は15安打、錦江湾は10安打、計25安打、2時間42分続いた点の取り合いは、今大会初日にして初の延長戦までもつれた。
先手をとったのは連合③。立ち上がりに3連打を浴びせ、3番・山口 晃輝の左越え二塁打で2点を先取し、2回には2番・谷口 優弥、5番・勝山 海輝の二塁打など打者一巡で4点を加え、序盤で主導権を握ったかに思われた。
錦江湾は2回に2点を返すと、3回には1安打ながら打者一巡し、2つの押し出しと内野ゴロで3点を返し、序盤のうちに1点差に詰め寄った。
中盤は両者無得点で拮抗した展開に。
連合③は7回に7番・岩下 一馬の中前適時打で待望の追加点を得て、8回にも1点を加えて、点差を3点に広げた。
粘る錦江湾はその裏、3連打を浴びせ、3番・田中 恭哉の中越え二塁打で1点差とし、送りバントがエラーを誘って二走・田中が生還し、同点に追いついた。
8対8の同点のままタイブレーク方式の延長戦に突入。
10回表の連合③は1死一、三塁から1番・城ノ下 永輝が左越え2点適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功した。
その裏、錦江湾は1死一、二塁から4番・和田 龍空の投直で飛び出していた二走も併殺となり、力尽きた。
取材=政純一郎