4回戦 立志舎 vs 都立小松川
立志舎が都立小松川の好投手を攻略し、2年連続ベスト16!
<第105回全国高校野球選手権東東京大会:立志舎6ー0都立小松川>◇20日◇4回戦◇大田スタジアム
2年連続のベスト16を狙う立志舎と都立小松川の対決。両校は練習試合も行う間柄だという。
立志舎は都立小松川のエース・開田 陽己投手(3年)から、1回に1点を先制。4回には6番・岡本 賢太内野手(3年)の三塁打からの敵失で1点を追加した。
都立小松川の開田は尻上がりに調子を上げ、130キロ前後の速球と切れのあるスライダーを投げ分けて勝負を行い、しっかりと打者を打ち取っていった。前半で失点を許さなければ分からない展開だった。
立志舎は6回、2番・高橋 悠悟外野手(3年)の貴重な2ランスクイズで2点を追加した。井町監督は「三塁走者が野球勘が良い選手で、二塁走者は足が速い選手で、スクイズした選手はバントが上手い選手なので、セーフティースクイズを狙いましたが、結果的に2ランスクイズになりました」と見事にハマった作戦にしてやったりの表情を浮かべた。
その後も、立志舎は着実に点を加え、6対0で0封勝利を挙げた。これで2年連続ベスト16。井町監督は今の3年生がしっかりと力を結集して勝ち取ったものだと語る。次はシード校・日体大荏原を破った都立文京と対戦する。