4回戦 立命館宇治 vs 西舞鶴
<第105回全国高校野球選手権京都大会:立命館宇治7-0西舞鶴(7回コールド)>◇20日◇4回戦◇わかさスタジアム京都
春準優勝の立命館宇治が7回コールド勝ちで2年連続の8強入りを決めた。
立命館宇治は2回に連打で無死一、三塁のチャンスを作ると、6番・稲葉 康誠内野手(3年)の右前適時打で1点を先制。3回にも内野ゴロと5番・北川 陸翔外野手(3年)の左越え適時二塁打で2点を加えた。
守りでは今大会で初めてベンチ入りを果たし、今大会2度目の先発を任された背番号19の右腕・家村 陸翔投手(2年)が好投。「変化球でしっかり打ち取ることができたと思います」とスライダーを上手く打たせ、バックも無失策で家村の投球に応えた。
守りで流れを手放さなかった立命館宇治は5回に1死二塁から4番・伊東 航捕手(3年)の中前適時打で1点を加えると、7回にも北川の適時打と2本の犠飛で3点を追加してリードを7点に広げる。
家村は最後まで安定した投球を見せて7回4安打無失点。「大会中に伸びてきてくれた選手」と里井祥吾監督が評価する伸び盛りの2年生がコールド勝ちに貢献した。
準々決勝では快進撃を続けている宮津天橋と対戦する。「ここまで来たら相手どうこうよりもうちがキッチリしたことができるか」と気を引き締めた里井監督。勢いに乗る相手を破って、4年ぶりの甲子園出場を引き寄せることができるだろうか。