敬愛学園VS安房拓心
主将の豪快アーチなどで9得点の敬愛学園が4回戦進出!!
〈第105回全国高校野球選手権千葉大会:敬愛学園9ー1安房拓心(7回コールド)〉♢14日♢3回戦♢大谷津運動公園野球場
投打が上手くかみ合った敬愛学園が、7回コールドで4回戦進出を決めた。
試合は初回から動く。
敬愛学園は初回、1死二、三塁のチャンスで4番・飯村 綾斗内野手(3年)が2点適時打となる中前安打を放ち2点を先制する。
安房拓心も2回に2死から6番・小澤 莉玖外野手(3年)が中前安打を放ち、盗塁も成功させ2死二塁となり、続く7番・田中 碧惟外野手(3年)が右中間への適時三塁打を放ち1点を返して喰らいつく。
しかし、3回に敬愛学園の打線が猛威を振るう。無死二、三塁の場面で先制点を挙げた4番・飯村に打席が回る。4球目を振り抜いた打球は高く鋭い綺麗な放物線を描いて左中間席に入り3ラン本塁打となった。飯村は「1点リードの場面で、追加点が欲しく自分のスイングで振り抜きました」と対空時間の長い本塁打に満足げだった。その後、暴投でさらに1点を追加した。
敬愛学園の打線の勢いは収まらず4、5、6回と1点ずつ挙げ、9対1で7回コールドで試合を決めた。
先発の井出 光喜投手(3年)は6回まで投げ被安打3の1失点だった。井出は「あまり投球の精度が良くなかったんですが、尻上がりに良くなってきた」と、序盤は調子が悪かったとは思えないほど、良い投球を披露していた。
敬愛学園の古橋監督は「守備も攻撃も良い形で試合展開を進めたと思います」と胸を張った。
敬愛学園の次の対戦相手は八千代松陰に決まった。この試合同様、投打が上手く絡んだ試合展開ができるか。
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