鹿屋中央vs出水商
出水商が5回、打者一巡で3点返すも
<第105回全国高校野球選手権鹿児島大会:鹿屋中央8-3出水商>◇11日◇2回戦◇平和リース
鹿屋中央は2回、3四球で1死満塁とし、併殺崩れ、2番・大坂 塁(3年)の右越え三塁打、3番・板敷 風哉(3年)の右前適時打で計4点を先取した。
4回は先頭の1番・村山 源(3年)が中越え二塁打で出塁し、2番・大坂の送りバントが一塁悪送球となって5点目を挙げた。
4回まで劣勢続きだった出水商は5回に反撃。先頭の6番・井島 永遠(2年)が右前打で出塁。送りバントの二塁送球が相手のエラーを誘い、1点を返した。暴投で三走・早水 憂璃(2年)が生還して2点目を挙げ、1番・鬼塚 龍成主将(3年)が中前適時打を放ち、この回打者一巡で3点を挙げ、シード校を慌てさせた。
攻撃では意地を見せた出水商だったが、投手陣が15四球と安定せず。鹿屋中央は5安打で8得点を挙げた。
取材=政 純一郎