池田vs加治木工
シーソーゲーム、延長で決着・池田
<春季九州高校野球鹿児島大会:鹿児島池田8-7加治木工>◇25日◇1回戦◇鴨池市民
序盤から互いに点をとり合うシーソーゲームとなった。
2回表に鹿児島池田が先制したが、その裏、加治木工は2番・竹中 陽星(2年)の左前2点適時打、3番・濵﨑 優斗(3年)の中越え二塁打で3点を奪って逆転した。
鹿児島池田は3回表、4番・西村 元一(3年)の中越え三塁打、暴投で同点に追いついたが、その裏に加治木工は犠飛で勝ち越した。
7回表、1点差を追いかける鹿児島池田は5番・上原 大知(2年)、8番・久保 拓仁(2年)の適時打で同点、逆転したが、加治木工は8回裏に犠飛で振り出しに戻した。
9回は両者無得点でタイブレークの延長戦へ。
10回表の鹿児島池田は、満塁から併殺の間に1点を勝ち越し、3番・田村 翼(2年)の中前適時打で2点差とした。
その裏、加治木工は犠打エラーで満塁となり、1番・西 真那門主将(3年)の犠飛で1点差としたが、反撃はここまで。
2時間52分に及ぶ熱戦は鹿児島池田がものにした。
(取材=政 純一郎)