鹿児島城西vs隼人工
そつなく、スピードゲームで快勝・鹿児島城西
<第104回全国高校野球選手権鹿児島大会:鹿児島城西12-0隼人工>◇3日◇1回戦◇平和リース
台風接近に伴い、小雨が降りしきる中での一戦となった。鹿児島城西が11四死球、6暴投、1捕逸と相手のミスにそつなくつけ込んで得点を重ね、1時間23分のスピードゲームで快勝した。
1回裏、鹿児島城西は3連打で満塁とし、押し出し、野選、暴投で3点を先取した。
3回には2死三塁から1番・東陽太内野手(3年)の中越え二塁打を皮切りに、2番・今島瑠征(3年)の左前適時打、4番・藤田剛外野手(3年)の中前適時打に2つの暴投で計5点を挙げて、一気に主導権を手繰り寄せた。
4回にも3番・瀬脇怜外野手(3年)、4番・藤田の連続適時打などで3点をダメ押した。
先発した左腕エース・津波辰弥投手(3年)が隼人工打線を散発2安打、無四球、6奪三振で二塁を踏ませなかった。
(取材=政 純一郎)