安田学園vs巣鴨
小畑の2ラン含む29得点の猛攻で初戦飾る!安田学園「難投派対策」が奏功
2回表、2ラン本塁打を放った小畑 泰輝(安田学園)
安田学園打線の勢いが止まらなかった。初回に4番・河合 吾秀の適時打で1点を先制すると、2回の攻撃から快打を連発。5回までに29得点を奪い試合を決めた。
2回には7番に入る主将の小畑 泰輝に2ランが飛び出した。高校通算4本目。ライナー性の打球は両翼92メートルの都立総合工科グラウンドの右翼フェンスを越えていった。「いい角度で飛んでくれました」と手応えも十分だった。
會田勇気監督によると、チームとして遅い変化球や変則投手のボールにも初見で対応していくために、山なりのボールを打つ練習や真横からトスを出して打つ練習をしてきたという。小畑も試合前には「しっかり自分のスイングで強い打球を打とうと話していました」と自らも初戦で練習の成果を発揮することができた。
強打で圧倒し初戦突破を果たした安田学園。「相手がどうこうというより、次の試合以降も自分たちのスイングができるように」と指揮官も気を引き締め、一戦必勝で東京の頂点を目指す。
(記事=藤木 拓弥)