大宮南vs大宮
公式戦初登板の2人で完封リレー!大宮南が快勝で代表決定戦へ
大宮南 仲宗根 大樹
11日、春季埼玉県大会の南部地区予選の1回戦、大宮南と埼玉大宮の試合が行われ、大宮南が5回コールドの14対0で勝利し代表決定戦に駒を進めた。
初回、三者凡退で打ち取った大宮南は3番・圓田 旺介の2点適時打で先制に成功する。2回には5安打を集め6得点、3回には3安打3四死球で6点を奪いリードを大きく広げた。
チームを率いる齋藤 大介主将も「『常に2つ先の塁を狙う』ことをテーマに掲げているので、この試合では敵失も絡みましたができていたと思います。自分たちの野球ができたました」と相手の捕球ミスを見逃さない走塁が光ったこの試合を振り返った。
投手陣も起用に応えた。先発の背番号21の沖坂 凰将、二番手の背番号18の仲宗根 大樹は共に公式戦初登板だった。沖坂は3回を1安打無失点、仲宗根は2回を1安打無失点に抑え完封リレーで初登板を飾った。これからの連戦に向けて貴重な経験となった。
次は武南と代表決定戦を戦う。昨秋は代表決定戦で後に準優勝を果たす細田学園に1対4で敗れた。「自分たちの野球ができるように」。齋藤主将、指揮官の蓜島 耕太郎監督は口を揃える。昨秋は細田学園に主導権を渡したがこの春は成長した姿を見せることができるか。注目だ。
(取材=藤木 拓弥)