武修館vs札幌光星
どこからでも繋げる打線で10回サヨナラ勝ち!13年ぶりのベスト4進出を決める!
サヨナラ勝ちに歓喜する武修館ナイン
9回に4点差を追いついた武修館が、延長10回に一死満塁から5番・倉宏太朗投手(2年)がライトへ犠牲フライを放ちサヨナラ。2007年以来13年ぶりのベスト4進出を果たした。
延長10回裏。武修館の4番・髙橋孝太朗(2年)が打席のところで、一死二、三塁となった。守る札幌光星サイドは髙橋を申告故意四球(申告敬遠)して満塁策をとった。急遽打席になったのはこの日2度のマウンドで合わせて6失点していたエース・倉。「迷惑をかけていたので、(申告故意四球で)つないでくれて嬉しかった」と意気に感じた。1ボール1ストライクからの3球目をライトへ運び、犠牲フライ。2時間49分の熱戦に終止符を打った。
2試合で34安打23得点。初戦で8連打を記録した攻撃のつながりの一端はこの日も見られた。中でも7番・丹野凱喜(2年)、8番・白山拓翔(2年)、9番・三崎凌大(1年)の3人だけで13打数8安打。一度逆転した5回には7番・丹野からの3連打で流れを作った。どこからでも繋げる打線が、準決勝で旭川実の投手陣に挑む。