城西大城西vs学習院
城西大城西・山﨑監督「梅雨が明けた」 3戦目にして快打に安堵
4回戦進出を決めた城西大城西ナイン
「やっと梅雨が明けたようで」。試合後、城西大城西の山﨑警監督は初回から爆発した打線をこう表現した。
これまでの試合は満足のいく内容ではなかったという。特に、前日の正則戦は9対8の延長11回タイブレークで辛勝。投手陣に課題が残った。
そんな中、この試合のオーダーには背番号2桁の選手が5人並んだ。
「3年生は17名いるのですが、1人一回は必ず出そうと思っています」と、前日からメンバーをガラリと替えて挑んだ。
城西大城西は初回、2本の長打を含む4安打で4点を先制する。その後も連打構成で、この夏3戦目にして序盤で大量リードを奪うことができた。
この試合はスタメンから外れた主将の浜比嘉 千二は、「キャプテンとして気配りと目配りを心がけることができました」。快勝にも「まだ、好機で凡打に終わったり、守備でのミスががありました。そこをカバーできないと勝っていかないと思うので、そこが次戦以降の課題です」と気を引き締めた。
昨秋は1回戦負けを喫している城西大城西。「今はここまで勝たせてもらっているのでこのいい流れで、自分たちができることを全て出し切りたい」と次戦の東亜学園戦に標準を定めた。
(記事=藤木 拓弥)