鶴丸vs川辺
2、5回にビッグイニング・鶴丸
鶴丸と川辺は昨夏2回戦でも対戦しており、この時は鶴丸が9回に5点差を跳ね返して劇的な逆転サヨナラ勝ち。その再戦がこの春に実現した。川辺は昨秋部員不足で合同チームでの出場だったが、今大会は他部からの助っ人を借りて単独出場し卒業生チームのリベンジに挑んだ。
鶴丸は2回裏、先頭の4番・櫻木鈴之介主将(3年)のセンターオーバー二塁打を皮切りに3連打を浴びせて先制。下位打線も四球で粘ってつなぎ、1番・島元恒星(3年)の犠牲フライ、2番・脇田稜平(3年)のレフト前タイムリー、3番・當房義丈(3年)のレフトオーバー二塁打と打者10人で一挙6点のビッグイニングを作った。
3回まで3人ずつで完璧に抑えられていた川辺は4回表、1番・永﨑省吾(2年)が初ヒット。4番・瀬戸口晃征(3年)のセンター前ヒットで二死ながら一三塁と得点機を作ったがものにできず。
鶴丸は5回裏、無死満塁として7番・佐俣凛太朗(3年)のライト前タイムリー、8番・關孝一良(3年)のレフトオーバー二塁打で2度目のビッグイニングを作り、10点目が入ってコールド勝ち。1時間3分のスピードゲームで鶴丸が再戦を制した。
(文=政 純一郎)