神村学園vs枕崎
長打攻勢で逆転・神村学園
力投を見せる金城伶於(神村学園)
昨秋優勝の神村学園はエース番号だった中里琉星主将(3年)が直前のケガで登録変更。こちらもケガで当初は登録メンバーから外れていた羽月隆太郎(3年)が背番号1をつけて主将として登録された。チームとしては苦しい台所事情だが「経験のない選手たちが踏ん張って、チーム全体で試合ができるようになれるかどうか」を小田大介監督は今大会のカギに挙げる。
先手を取ったのは枕崎だった。
一死から5番・吉永一樹主将(3年)がセンターオーバー三塁打を放ち、7番・野平陸(3年)がセンター前タイムリーを放って先制した。
神村学園は4回、一死二塁として7番・金城伶於(3年)、8番・阿次富雄大(3年)が連続センターオーバー二塁打を放ち逆転。1番・松尾駿助(2年)にもライト前タイムリーが出て2点差とした。
5回以降は神村学園・金城、枕崎・上野倖汰(2年)の好投で両者追加点が奪えず、神村学園が接戦をものにした。
(文=政純一郎)