広陵vs天理
広陵・序盤攻勢で天理に快勝!
一塁を守る中村 奨成(広陵)
初日から地元・済美vsセンバツ王者・大阪桐蔭など好カード目白押しの「愛顔つなぐえひめ国体」。9,000人以上が詰めかけた前日に続き、ドラフト1位候補の中村 奨成(3年・捕手)率いる夏の甲子園準優勝の広島広陵と夏の甲子園ベスト4の天理が激突した2回戦第1試合も多くの観衆がスタンドを埋めた。
終始主導権を握り続けたのは広島広陵である。1回表は二死二塁から4番・加川 大樹(3年・左翼手)の中前適時打と、二死一・二塁から6番・丸山 壮史(3年・三塁手)の中前適時打で2点。2回表には1死二塁から1番・高田 雅也(3年・右翼手)の右前適時打で3点目をあげると、なおも二死二塁から3番・中村の左翼線適時二塁打など5人連続出塁でこの回は打者10人で計6得点。天理の3投手から14安打10得点をあげた。
これに対し天理は9安打を放つも広島広陵の4投手に要所を抑えられ、得点は二死二塁から2番の代打・橋本 大剛(3年・一塁手)が中前に放った適時打による1点のみ。最後は2年生右腕・森 悠祐(2年)が今大会登場投手最速の143キロを出すなど、次世代も力を発揮した広島広陵が、7回コールドで天理を下した。
(文=寺下 友徳)
関連記事
2017年国民体育大会特設応援サイト