尚志館vs明桜館
明桜館・徳満主将、起死回生の同点打!しかし尚志館がサヨナラ本塁打で決着をつける!
先制したのは明桜館だった。
3回表、先頭の1番・下永一慶(3年)がレフトスタンドにソロホームランを放つ。4回以降、追加点は奪えなかったが、毎回走者を出し、押し気味に試合を進めていた。
尚志館は7回、初めて先頭打者を四球で出し、一死満塁としたがピッチャーライナー、併殺で生かせず。
8回、先頭の7番・野嶽佑大(3年)がセーフティーバントで出塁。送りバントで二塁に進み、9番・西國原光(3年)の三塁ファールフライで判断良く三塁を陥れる。1番・春田大介主将(3年)のレフト前タイムリーで同点に追いつき、2番・新村光希(3年)が初球を左中間に運ぶ二塁打で勝ち越しに成功した。
流れは尚志館に傾いたかに思われたが、明桜館は9回表、先頭の1番・下永が四球で出塁し、3番・徳満健太主将(3年)がレフトオーバー二塁打を放ち、土壇場で再び同点に追いつき、延長戦に持ち込んだ。
延長11回表、尚志館は先頭の2番・新村が初球をライトスタンドに運び、2時間26分の熱戦に決着をつけた。
(文=政 純一郎)
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