瀬谷vs浅野
瀬谷が接戦制す!8回に大会第2号本塁打で勝ち越し!
全国最多189校が参加する第99回全国高等学校野球選手権神奈川大会が8日に開幕し、この日は各地で1回戦が行われた。午前9時にして強烈な陽が差す[stadium]サーティーフォー保土ヶ谷球場[/stadium]の第1試合は浅野対瀬谷の一戦が行われた。
両チームともに先発投手が力投を見せる中、先にチャンスを作ったのは瀬谷だった。3回表に安打と犠打で一死二塁とすると、浅野は先発の江口 祥吾(2年)から今吉 理輝(3年)に交代。その今吉が見事三振でピンチを切り抜ける。浅野は5回表にも一死二、三塁のピンチを迎えるが、ここで遊撃から投手に回ったエース・若松 幸大(3年)が遊ゴロと遊飛で無失点に抑えた。
瀬谷の先発・渡辺 翔太(3年)は走者を出しながらも要所を締める投球で得点を与えず、両校ともに5回まで無得点。
試合が動いたのは6回表、瀬谷の5番・大内 響(2年)が一塁強襲安打で出塁。その後三塁に進むと8番・松下 晴(2年)の右翼線適時二塁打で瀬谷が1点を先制。しかしその裏浅野は一死二、三塁のチャンスを作ると、4番・田畑 俊貴(3年)の右前適時打で1点、さらにスクイズで1点を奪い逆転に成功。
その後2対2の同点で迎えた8回表、瀬谷は5番・大内に大会第2号となるソロ本塁打が飛び出し勝ち越し。その後スクイズでさらに1点を追加した瀬谷が継投で浅野をかわし、2回戦進出を決めた。
好ゲームを制した瀬谷は15日に[stadium]伊勢原球場 (いせはらサンシャイン・スタジアム)[/stadium]で相模原と2回戦を戦う。
(記事=林 龍也)
全国各地の大会結果や試合レポートはここでチェック!
・夏の大会特集ページ