平野・松原・西成・布施北vs美原
4校連合が結束!美原に打ち勝つ!
勝利を決めガッツポーズの富永(平野)
4校連合(平野・松原・西成・布施北)が[stadium]豊中ローズ球場[/stadium]で躍動した。1回裏、美原の2番三谷に適時三塁打を打たれ、先制点を許したが、2回表、無死二、三塁から7番杉山の適時二塁打で逆転に成功すると、さらに3番清水の押し出し四球などで4点を追入れる。3回表にも二死満塁から6番近藤の適時三塁打、7番杉山の適時打で6対1と突き放す。その裏、美原に失策や5番仲野の適時打で2点を返されたが、その後も4校連合は、長短打を絡めて12得点で圧倒。
守りでは失策が多く絡み、9失点を喫したものの、先発の富永の粘り強い投球により、逆転を目指す美原打線を抑え、初戦突破を決めた。
4校連合チームを率いる平野の岡橋雄一郎監督がこのチーム事情について詳しく話してくれた。4チームが合流するのは土日のみ。そこでは、練習はあまり組まず、練習試合を多めに設定した。
「練習試合こそが練習。本当は練習をして、練習試合をして、そこで出た課題を練習するサイクルが一番だと思うんですけど、このチームに限っては練習試合をしたほうが成長するかなと思いました」
練習試合の相手は岡橋監督の母校である上宮のBチーム、四条畷といった強豪。そこでも接戦を演じている問う。この試合で12得点とれたのは、強豪校の投手と対戦して、見慣れたことも影響しているようだ。また細かい連携を覚えさせるために岡橋監督や主将の堰が口すっぱしく選手たちに話をしている。それでも「守備が課題です」と語る岡橋監督。
連合チームとなると制約がある中、勝ち取った初勝利。この勝利が選手たちの成長のきっかけにすることができるか、注目していきたい。
(写真=河嶋宗一)
注目記事
・2017年度 春季高校野球大会特集