作新学院vs健大高崎
夏優勝校、秋の全国大会へあと1つ!
作新学院 大関秀太郎
2回に6番・池澤 快斗(2年)、7番・七井 祐吏(2年)、8番・大久保 湧史(2年)、9番・加藤 翼(2年)の四連打で1点を先制した作新学院。5回には3番・中島 淳(2年)の犠牲フライでもう1点を加えた。
投げてはエース・大関 秀太郎(2年)が健大高崎を相手に安定したピッチング。武器であるスライダーだけではなく、この試合のためにとっておきとしていたチェンジアップが冴え、相手打者に的を絞らせなかった。
警戒していた足も、「先頭打者をほとんど出さなかったのが大きかった」と添田 真聖主将(2年)が話すように、相手の持ち味である【機動破壊】の戦術選択肢を狭めることに成功した。
課題はこの試合で3失策を犯してしまった守備。添田主将は「決勝へ向けて気を引き締めないと」と話した。小針 崇宏監督も、「勝ったことよりも、課題が多い」と厳しい表情を崩さなかった。
ただ、夏の甲子園で優勝し、日本で一番遅くスタートした新チーム。日々成長も見える。「大関の成長イコールチームの成長になっている」と話した指揮官。大関自身も少しずつ手ごたえを感じているようだ。1975年以来の明治神宮大会出場へあと1勝。「出られる大会には全部出たいという気持ちはもちろんある。それが成長に繋がると思います。決勝も挑戦者の気持ちで戦いたい」と添田主将へ東海大市原望洋との決戦を見据えた。
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