創価vs都立江戸川
創価、自慢の打線で圧倒!経験者たちの活躍で5回コールド勝ち!
本塁打を打った藤澤(創価)
初回で創価が都立江戸川を圧倒した。1回表、創価は無死一、三塁から3番菊地郁也(1年)の適時打で1点を先制。その後、5番藤澤未来の2点適時打、さらには7番近内伸太郎(2年)の2点適時打で5対0とする。さらには3回表には藤澤未来の本塁打など打者12人の攻めで、8安打、計7点を入れて12対0とした。4回裏には都立江戸川の佐藤大河(2年)、5回裏には清水栄佑(2年)の適時打で1点ずつ失ったが、12対2の5回コールド勝ち。順当に2回戦進出を決めた。
創価は夏からの経験者が多い。1番門脇誠、2番藤井隼、3番菊地、4番浪川広之と4人がスタメン。見ていても1年生とは思えないような落ち着いたプレー、完成度を誇る選手たちばかりだ。門脇、藤井の二遊間コンビは中々で、2人ともボールを捉える能力が高く、さらに脚力も高く、守備が非常に上手い。
菊地はややヒッチ気味にタイミングを取っていき、ボールを裁く選手。打撃動作に硬さがなく、常にコンタクトができる選手で打球も1つ1つが鋭い。また投手も兼任しているので、投打ともに楽しみな選手。浪川はがっしりとした下半身から鋭い打球を飛ばす選手だ。この日、16安打12得点を取ったように打撃のチームと思えるが、基本的に内外野の守備力の高さで勝負するチームだ。
そして主将で5番を打つ藤澤は鋭い打球を打てる選手で、打撃動作に無駄がなく、最近になって力をつけてきた捕手だ。守備も投手陣をうまくまとめて、しっかりとチームをまとめ上げている。
あとは投手陣がどれだけ粘り強く投球ができるか。球速的なモノを見ると、それほど突出したものはなく、投手が引っ張るというより、高い守備力、打撃力で主部するチームになるのではないだろうか。
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