新潟明訓vs佐渡総合
鮮やかな逆転劇!猛打爆発し、新潟明訓2回戦突破
小池(新潟明訓)
日本文理、中越とともに、私学の雄として新潟県の高校野球界をリードしてきた新潟明訓が登場。試合は新潟明訓が鮮やかな逆転勝利で3回戦へと駒を進めた。
佐渡総合の先発・信田(2年)は初回、新潟明訓打線を三者凡退に抑える上々の立ち上がり。するとその裏、打線は1番・佐々木(2年)から3番・信田(2年)の3連打であっさり先制。続く4番・松本(2年)の打席でのパスボールでさらに1点を追加。新潟明訓先発・相田(2年)の立ち上がりを攻め、リードを2点に広がる。何とかしたい新潟明訓打線は、三回表、4番・長谷川(2年)のタイムリーで1点を返す。
さらに、五回表、先頭の2番・海老名(2年)のヒットをきっかけに、送りバント、相手エラーを絡めて4安打を集中。一挙5得点を挙げ、逆転に成功する。リードをもらった先発・相田は二回以降、佐渡総合打線に的を絞らせず、得点を許さない。
相田が、六回、82球で降板すると、七回からは背番号1の左腕・小池(2年)にスイッチ。三者凡退でリズムを作ると、続く八回には3番・猪爪(2年)に満塁本塁打が飛び出し、勝負あり。その裏、小池が四死球から2点を失うもの、九回にも2点を追加し、12対4で新潟明訓が勝利。ベスト16に名乗りをあげた。
(文=町井敬史)