都立篠崎vs都立東
追加点に沸く都立篠崎ベンチ
都立決戦の軍配は都立篠崎に 後半に打線つながる
第24ブロックの代表決定戦の1カードは都立対決となった。都立東が1点差まで追いつくが、都立篠崎が終盤に引き離し、本大会への切符を手に入れた。
都立篠崎は2回、先頭の先嵜が二塁打で出塁する。後続も続き無死二三塁の先制のチャンスになると、7番・鈴木がセンター前に運ぶ。二塁走者・平間もホームに返り2点を先制した。続く3回にも1点を加え試合を優位に進める。
3点をリードされた都立東は3回裏、反撃に出る。先頭の平林、萩原が連打でチャンスを作ると3番の中山が右中間に二塁打を放ち、まずは1点を返した。さらに4番の丸山が犠牲フライを打ち、1点差まで追いついた。
しかし、都立東の反撃もここまで。都立篠崎先発の遊橋が息を吹き返し、それ以降、得点を許さない。
エースの踏ん張りに打線も応える。6回には先頭の矢作が二塁打、山口がセーフティバントを決め一三塁。さらに3番の西田が続き、2点を加えた。
さらに、9回にはダメ押しの3点を加え、試合の流れを引き戻した。
試合終了後、2010年秋以来の本大会の進出を決めた都立篠崎ナインは笑顔に包まれた。ブロック予選で見せた攻撃力を武器に10月6日から始まる本大会で前回出場した時以上の結果を期待したい。
(文=編集部)