徳之島vs有明
徳之島4点目のホームイン
序盤しのぎ、逆転勝ち・徳之島
徳之島は序盤の苦しい展開をしのぎ、逆転勝ちした。
相手は11人チームの鹿児島有明だったが「打線がうまく対応されて、積極的に打ってこられた分、守りのリズムが作れなかった」（田村正和監督）。二回に先制され、その裏同点に追いつくも、再び三回に勝ち越しを許す。嫌な流れになりかけたが、その裏、大山、折田の連打で再び同点に追いつく。勝ち越し点は相手のエラーで挙げたものだが「うちの選手が積極的に足を使って、プレッシャーをかけていた分、相手のミスを誘った。あの逆転でうまくリズムに乗れた」（田村監督）。
四回以降はエース前元良太が立ち直り、低めを丁寧に突いて緩急をうまく使った投球で追加点を許さなかった。３回戦はベスト16入りをかけて、強豪・樟南に挑む。当裕也主将は「きょうはゴロをしっかり転がし、足を使った野球ができた。次はまず守備でミスをしないことを徹底し、転がす打撃で食らいついて樟南を倒したい」と闘志を燃やしていた。
(文＝政純一郎)
