習志野vs唐津商
習志野が2回戦へ
打っては10安打の7得点、投げては木村光彦、大野駿、末松克章のリレーで唐津商打線を被安打6の失点1に抑えた習志野が、翌日行われる2回戦へと駒を進めた。試合後、習志野の小林徹監督が「キャプテンの宮内を始め、3年生が(やれる範囲内で)きちっと練習をしてきて、それが結果に表れたので、1、2年生にもこうやって結果が出るんだよと話しながら試合ができました」とうなずかせたように3年生のきびきびした動きが際立った。夏の大会後、下級生と行った紅白試合だけが唯一の実戦とは思えない3年生のプレー姿は、秋季大会を勝ち進んでいる最中の下級生に好影響を与えたことだろう。
また、プロ志望届を提出している唐津商のエース北方悠誠は、試合中盤からマウンドに立ち、4回2/3を投げて被安打3の1失点ながら貫禄を見せつけた。しかしながら本人は「今日みたいなピッチングをしていたら上位指名されないですね。高校野球は終わりましたが、これから(佐賀に)帰って体幹を鍛え直します」と引き締め直した。