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佐々木朗希がロッテ若手を代表して新庄ビッグボスに立ち向かう

2022.02.19

佐々木朗希がロッテ若手を代表して新庄ビッグボスに立ち向かう | 高校野球ドットコム
佐々木 朗希(大船渡出身)

 昨年パ・リーグ優勝をあと1歩で逃したロッテが若い力を爆発させようとしている。17日に巨人と行った練習試合でルーキーらが躍動した。19日の日本ハムとの練習試合に「開幕投手候補」が投げる予定となっている。この2人も当然「若手」。井口監督のもと、若い力を結集させて、今キャンプ終盤へと突入しようとしている。

 19日の新庄ビッグボス率いる日本ハム相手に登板するのは、19年ドラフト1位で昨年ブレークした佐々木 朗希投手(大船渡出身)。キャンプ序盤から積極的にブルペン入りして成長ぶりをアピール。昨年は登板間隔を開けての先発が多かったが、実質的には2年目のシーズンとなる今季は、開幕ローテーションでしっかり結果を残すことを目指している。19日は実戦初登板。相手が今季話題をさらっている日本ハムだからこそ、黙らせるほどの投球が見せられれば、これ以上のアピールはない。

 さらに登板予定となっているのは小島 和哉投手(浦和学院出身)。昨年初めて2ケタ勝利を挙げた左腕で、開幕投手も狙っている。当然、佐々木朗も開幕投手候補の1人として考えられており、この2人のアピール合戦からも目が離せない。

 17日の巨人戦ではルーキーが大活躍した。ドラフト1位ルーキー松川 虎生捕手(市立和歌山出身)がスタメンマスクでいきなり初安打と初盗塁刺も記録。打撃でも肩でも高卒とは思えないレベルを証明した。2位池田 来翔内野手(習志野出身)は1番二塁でスタメン。好守備に3安打1打点と猛アピールに成功した。

 3位広畑 敦也投手(玉野光南出身)は3番手で登板。1安打は許したが1回を無失点に抑えた。伸びのある直球と、打者のタイミングが取りにくい腕の振りを生かして凡打に取った。5位八木 彬投手(八戸学院光星出身)は5番手で登板。1回を投げ1点は失ったが自責は0だった。

 高卒左腕の4位秋山 正雲投手(二松学舎大附出身)以外、すべての新人を巨人相手の実戦に起用。4人それぞれが自信をつける内容でもあった。

 果たして佐々木朗がどこまで「進化」しているのか。今季のロッテの若手をけん引する役目も担う快速右腕の出来が注目される。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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