News

挑み続ける二刀流・矢澤 宏太(日体大)が語る二刀流のメリット

2021.04.12

挑み続ける二刀流・矢澤 宏太(日体大)が語る二刀流のメリット | 高校野球ドットコム
日体大・矢澤 宏太(藤嶺藤沢出身)

 4月10日、首都大学野球リーグが開幕。2022年のドラフト候補として注目される日体大・矢澤 宏太藤嶺藤沢出身)が3番ピッチャーとして先発登板を果たした。

 矢澤は投げては常時130キロ後半から140キロ前半(最速145キロ)の直球、130キロ前後のスライダーを投げ分け、5回まで無失点の投球。打者としてもいずれも鋭い当たりの外野フライと、投打で高い潜在能力の高さを発揮していた。

 6回裏に東海大の4番・小玉 佳吾の2点適時打で逆転を許したが、7回を投げ、96球、被安打3、5四球、8奪三振と制球力に課題を残したが、要所で強いボールを投げ込み、打ち取る粘り強さを見せつけた。

 リーグ戦で投手として、さらにスタメン出場するのは初めての経験。ただこうした準備はオープン戦から5番投手として出場するなど、準備を行っていた。両方こなす負担よりも、「どちらも高めていきたいですし、打者として準備することで、体も冷えずに済むので、自分としてはメリットがあります」と前向きに捉える矢澤。

 11日の2回戦では4番センターでスタメン出場した矢澤は3打数1安打の活躍と、中心打者にふさわしい活躍を見せている。

 打撃についても「今まで良いと思った当たりの中でもなかなか打球が上がらなかったのですが、今年は角度もついてきて手応えは感じています」と二刀流として手応えを感じている矢澤。

 残りシーズンの大暴れに注目していきたい。

(記事:河嶋 宗一

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.02

激戦必至の春季千葉準決勝!関東大会出場をかけた2試合の見所を徹底紹介!

2024.05.02

【長野】松商学園、長野日大、東海大諏訪などが県大会出場へ<春季県大会支部予選>

2024.05.01

【神奈川】関東大会の切符を得る2校は?向上は10年ぶり、武相は40年ぶりの出場狙う!横浜は6年ぶり、東海大相模は3年ぶりと意外にも遠ざかっていた春決勝へ!

2024.05.01

春季大会で頭角を現した全国スーパー1年生一覧! 慶應をねじ伏せた横浜の本格派右腕、花巻東の4番、明徳義塾の正捕手ら入学1ヶ月の超逸材たち!

2024.05.01

【岩手】盛岡大附、一関学院などが県大会出場へ<春季地区予選>

2024.04.29

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.26

今週末に慶應vs.横浜など好カード目白押し!春季神奈川大会準々決勝 「絶対見逃せない注目選手たち」!

2024.04.26

古豪・仙台商が41年ぶりの聖地目指す! 「仙台育英撃破」を見て入部した”黄金世代”が最上級生に【野球部訪問】

2024.04.28

【広島】広陵、崇徳、尾道、山陽などが8強入りし夏のシード獲得、広島商は夏ノーシード<春季県大会>

2024.04.28

【長野】上田西、東海大諏訪、東京都市大塩尻が初戦突破<春季県大会支部予選>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.21

【兵庫】須磨翔風がコールドで8強入り<春季県大会>

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.29

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?