中学時代は控え投手だったHondaの新人右腕・有村大誠(秀岳館出身)に期待!
有村 大誠(秀岳館-Honda)
今年のスポニチ大会は注目すべき選手が多い。その中で期待も高いのが、Hondaへ進んだ有村 大誠(秀岳館出身)だ。
枚方ボーイズ出身で、2013年の枚方ボーイズは九鬼 隆平(福岡ソフトバンク)を中心に逸材が多くいたが、有村はベンチ外でスタンドで応援していることが多かったという。しかし、秀岳館では懸命なトレーニングを続け、メキメキと成長。140キロ台の速球を投げ込むまでになり、2年秋に九州大会優勝。さらに明治神宮大会に出場する。
2015年11月に秀岳館を取材した時、鍛冶舎監督は「入学当時は全国的に見ても平均、それ以下の投手だと思っていました。それが今は九州大会優勝のエース。生徒は生まれ変わろうと思えば変われます。有村の例は全国の球児たちにとって参考になりますよ」と評価していた。
それから3年春、夏では甲子園ベスト4を経験し、立命館大でも最速151キロを誇る速球派右腕へと成長し、阪神ドラ1・佐藤 輝明(仁川学院-近大)と熱い勝負を演じた。
こうして名門社会人で勝負できることは素晴らしいこと。ぜひ1年目からアピールすることを期待したい。
(記事:河嶋 宗一)
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