筑陽、九国、西短、大濠…今年の福岡は激アツ!福岡大会のベスト8の顔ぶれ
福岡大大濠の中軸を務める星子海勢
筑陽、九国、西短、大濠…今年の福岡は激アツ!福岡大会のベスト8の顔ぶれ!
選手権福岡大会も23日でベスト8がすべて出揃い、25日からは[stadium]久留米市野球場[/stadium]で準々決勝が行われる。甲子園をかけた最後の大一番を前に、準々決勝の組み合わせや勝ち残った8校の特徴を簡単に抑えたい。
・筑陽学園vs小倉工
・九州国際大付vs福岡大大濠
・西日本短大附vs春日
・自由ケ丘vs東筑
▼筑陽学園
選抜甲子園で見せた、粘りの野球は健在だ。5回戦の九産大九州戦では、最終回に3点差を跳ね返してサヨナラ勝ち。西雄大、西舘昂汰、菅井一輝の投手陣を中心に、準々決勝以降でも持ち前の「粘りの野球」を展開したい。
▼小倉工
5回戦の福岡工大城東では、激しい競り合いを制した小倉工。打線の中心は4番の久木田和志に、5番の高橋駿介。特に5番の高橋は春から大きく成長した選手だ。持ち前の打撃力を前面に出して、「選抜8強」の筑陽学園ん食らいついていく。
▽九州国際大付
投打に軸がいるのが今年の強みである九州国際大付。投手陣には149キロ右腕・下村海翔が君臨し、打線の軸となるのは3番の中川壱生と4番の葛城陸だ。投打のバランスが非常に良く、総合力の高さを武器に戦っていく。
▽福岡大大濠
「個」の能力では県内屈指のものを持っているのが福岡大大濠だ。U-15代表経験のある星野恒太朗に加え、山下舜平大、深浦幹也が控える投手陣は全国でも通用するレベル。また打線には、高校通算本塁打が40本を超える星子海勢も注目だ。「個」の能力を前面に押し出して、2017年選抜以来の甲子園を目指す。
▼西日本短大附
やはり、春の九州王者の実力はダテじゃない。投打の要である近藤大樹と神宮隆太がチームを引っ張り、ここまでも隙の無い野球を見せている。江崎陸、山下大輔を中心とした投手陣にも注目だ。
▼春日
今大会の最大のダークホースとなった。4回戦では飯塚、5回戦では大牟田と立て続けに実力校を撃破。エースの坂元創を中心に、準々決勝でも波乱を起こしたい。
▽自由ヶ丘
東福岡、真颯館と強豪を立て続けに撃破してきた自由ケ丘。中心となるエースの大庭は、驚くような球威があるわけではないが、粘り強い投球でチームを支えている。準々決勝でも先発が予想されるため、注目して欲しい投手だ。
▽東筑
2018年の選抜甲子園以来の甲子園を狙う東筑。中心となるのは、この夏からエースを務める藤原圭一郎だ。ここまで藤原が救世主となり、チームは非常に上手く回りだした。打線には元々実力者が並んでおり、まだまだ伸びしろは十分のチームだ。