来夏記念大会の地区割が決定!花咲徳栄、横浜、大阪桐蔭はどこに区分されるのか?
花咲徳栄は北埼玉に区分される
来夏記念大会の二代表の地区割が決定!花咲徳栄、横浜、大阪桐蔭はどこに区分されるのか?
来年8月5日から開幕する第100回全国高等学校選手権記念大会の代表2校になる府県の地区割が決定した。来年の記念大会で2代表制になるのは、例年の東京(東東京・西東京)、北海道(北北海道・南北海道)に加え、千葉、埼玉、愛知、神奈川、大阪、兵庫、福岡。来年は史上最多の56校が参加し、大会は17日間開催されるという長丁場の大会となる。その地区割の状況を詳しく紹介したい。
■千葉
西千葉 84校(第2、3、4、5ブロック)84校
東千葉 88校(第1、6~8ブロック)88校
参加校が多い第1ブロックを東千葉に置いて、四街道市、我孫子市、佐倉市、八千代市の学校が所在する第5ブロックを西千葉において、参加校でバランスを取った形だ。西千葉には専大松戸、習志野、中央学院、東千葉は木更津総合、拓大紅陵、銚子商が属する。
■埼玉
北埼玉 79校(北部地区、東部地区)
南埼玉 85校(南部地区、西部地区)
北埼玉は全国優勝の花咲徳栄、夏ベスト4の春日部共栄、南埼玉は浦和学院、市立川越、山村学園に分かれた。南埼玉は4地区で最も熾烈な西部地区の学校が区分されており、激しい戦いが予想される。。
■神奈川
北神奈川 98:川崎地区、横浜地区(青葉区、都筑区、港北区、鶴見区、神奈川区、旭区)、北相地区
南神奈川 96:横浜地区(瀬谷区、保土ヶ谷区、西区、中区、泉区、港南区、金沢区)、湘南地区、横須賀地区、西湘地区)
バランスよく散る形となった。神奈川を代表する強豪・横浜は南神奈川、東海大相模は北神奈川へ。横浜と同地区は平塚学園、横浜隼人、藤嶺藤沢、東海大相模と同地区は桐光学園、慶應義塾に分かれた。。
■愛知
西愛知 104(名古屋地区、尾張地区など)
東愛知 87(西三河地区、知多地区など)
西愛知は東邦、中京大中京、享栄、愛工大名電の私学4強が同ブロックという形に。長年、名古屋地区の躍進が光るが、尾張地区の奮闘にも期待したい。東愛知は豊田工、西尾東などの公立校の健闘が目立ち、激しい争いが予想される。
■大阪
北大阪 92
南大阪 97
本町付近に中央大通りを分岐点に北と南に分けている。また、大阪大会は例年、北地区、南地区は3回戦までを両地区内で戦い、4回戦と5回戦、準々決勝以降は北と南関係なくのフリー抽選を行っているが、来年はそれがなく行われる。北大阪は大阪桐蔭、履正社が同地区。南大阪では近畿大会出場の近大附や大体大浪商が区分される。
■兵庫
西兵庫 90(播淡地区、西播地区、但丹地区)
東兵庫 72(阪神地区、神戸地区)
東兵庫は報徳学園、関西学院、市立尼崎、神戸国際大附といった都市部の強豪校が集結しているのが特徴的。西兵庫は秋季県大会優勝の明石商、西脇工が区分されている。西兵庫は明石商が一歩リードしているが、力は均一しており、この冬の成長次第では、戦国大会となりそうだ。
■福岡
北福岡 66(北九州市、小倉市など)
南福岡 70(福岡市、久留米市など)
来年から福岡も、2地区に分かれる形となった。もともと福岡は北部、南部に分かれて、最後に県大会という形で南部北部が集結して大会が行われるだけに、そのまま北部大会、南部大会が最後まで進行するという認識で間違いない。北福岡は九州国際大附、夏甲子園出場の東筑が所在し、福岡大大濠、東福岡など福岡市の強豪が南福岡となる。