春季大会で頭角を現した全国スーパー1年生一覧! 慶應をねじ伏せた横浜の本格派右腕、花巻東の4番、明徳義塾の正捕手ら入学1ヶ月の超逸材たち!
左から織田翔希(横浜)、髙井周平(智辯学園)、里山颯馬(明徳義塾)
西日本でもスーパー1年生が次々現れる!
近畿地区では、智辯和歌山が準々決勝の粉河戦で4人ベンチ入り。松本 虎太郎内野手は7番セカンド、山下 晃平外野手は3番レフトで出場した。2人はともに適時打を放ち、勝利に貢献した。スタメン起用について「練習試合を含めて彼らが結果を出して勝ち取ってのスタメンですので、みんなが納得してのスタメンだと思います」と中谷 仁監督はあくまで実力主義でのメンバーであることを主張した。全学年が競争しあい、夏までさらに戦力が強化されそうだ。
智辯学園では髙井 周平投手が2回戦の西和清陵戦の5回表にリリーフ登板。1回無失点に抑えるデビューを果たした。すでに最速137キロを計測している。水口 亮明内野手も代打起用され、三振に倒れたが、将来が楽しみな右の強打者。
四国地区では里山 颯馬捕手(明徳義塾)が正捕手に抜擢され、尽誠学園戦では9番キャッチャーとしてスタメン出場。犠牲フライを放つなど、フル出場を果たした。糸島ボーイズ時代は主将としてチームを引っ張り、強肩を活かしてマウンドに立つこともあった。
馬淵史郎監督によると、「里山は練習試合でもずっと先発させているし、先日あった阿南光との練習試合でも吉岡 暖から2安打を打っている」と練習試合では攻守で活躍をみせている。1.9秒台のスローイング、フレーミング技術も高く、四国地区を代表する捕手になりそうだ。森 勇琉捕手(済美)は阿南光戦で途中出場した。相内 奏投手(高松商)は強豪・取手シニア出身で、四国大会準決勝の高知戦で最速136キロを計測した本格派右腕だ。
東北地区では花巻東の古城 大翔内野手に注目。巨人三軍打撃コーチの古城 茂幸氏を父に持つ右の強打者で、早くも4番でスタメン出場している。
入学1ヶ月で早くも活躍している選手もいるこの世代。これからの3年間でどんな活躍を見せるのか楽しみだ。