【セ・リーグルーキー成績一覧】8人が開幕から一軍で活躍中!
中央大時代の西舘勇陽、ENEOS時代の度会隆輝
プロ野球が開幕し両リーグともカードが一巡したことで各選手の成績も落ち着いてきた。今季、開幕1軍入りを果たしたルーキーたちは、どのような起用をされているのかを振り返ってみたい。
セ・リーグのルーキーではDeNAから度会 隆輝外野手(横浜出身)、松本 凌人投手(神戸国際大附出身)、石上 泰輝内野手(徳島商出身)の3人と、巨人から西舘 勇陽投手(花巻東出身)、佐々木 俊輔外野手(帝京出身)、泉口 友汰内野手(大阪桐蔭出身)の3人、そして中日の土生 翔太投手(横浜出身)と尾田 剛樹外野手(高野山出身)の合計8人が開幕1軍入りを果たした。
この8人は4月14日時点で登録抹消されることなく、全員が1軍でプレーし続けている。DeNAでは度会が右翼手のレギュラーをモノにし、石上も遊撃手に定着しつつある。また松本も4試合に登板し、勝ち負け、セーブ、ホールドはついていないものの防御率0.00を継続中。また開幕1軍入りこそ逃したものの、井上 絢登内野手(久留米商出身)も初ヒットを放った。ルーキーたちがいきなり1軍の戦力となっている。
巨人のルーキーたちも負けてはいない。西舘はセットアッパーに定着し7試合連続でホールドを記録。失点、自責点はともに0で防御率0.00を継続中だ。佐々木は外野でスタメン起用され、打率.263とまずまずの数字。広島との3連戦では3試合すべてヒットを放ち13打数5安打と結果を出した。泉口は初ヒットこそ生まれてないものの、14日の広島戦で初めてスタメン起用され、三塁の守備で好プレーを見せている。まずは内野のバックアップとして1軍の居場所をつかみそうだ。
チームが好調な中日は、尾田が主に代走として6試合に出場。プロ初安打よりも先に初盗塁を決めた。一方の土生は登板機会に恵まれていない。
開幕1入りをつかんだルーキーたちは、このままシーズンを走り抜くことができるだろうか。研究が進むカードふた回り目以降も要注目だ。