【高校日本代表候補合宿】小倉全由監督が健大高崎・箱山にスローイング指導!
小倉監督の指導を受ける箱山 遥人
4月6日、高校日本代表一次候補の強化合宿の最終日が行われた。
アップが終わると、小倉 全由代表監督が選手を集め、「3日目できついけど、最後だから頑張っていこう!」と声をかけ、選手たちはキャッチボールを終えたあと、野手陣はシートノック、フリー打撃。投手はトレーニングに励んだ。
初日は代表スタッフは静観して見たり、選手たちも口数も少なかったが、最終日になってきて、選手同士の会話や、代表スタッフが選手を指導したり、時間をかけて話をする場面が増えてきた。
小倉 全由代表監督は箱山 遥人捕手(健大高崎)を呼んで、スローイング指導を行った。
「あれだけ肩が強い選手ですが、2日間の動きを見ていて、足の使い方が気になったことと、送球がそれているのが気になりました。力はありますし、もっと安定したスローイングができるようになろうよと。それだけですね」
石見 颯真内野手(愛工大名電)は只石 貫太捕手(広陵)とティー打撃の途中で打撃談義をしていた。
「2日間見てきて、本当に良い打撃をしているなと思って、ミートポイントやトップの作り方などを聞きました。みんなトップレベルの選手なので、良いところは持ち帰ってチームのみんなに伝えたいと思いました」
小倉監督は解散時に選手たちにこう伝えた。
「今日までの合宿ですべてが決まっているわけではないですし、夏までに伸びて、成長してくれと伝えました。
打者についてはセンバツの試合を見て、新基準バットに使いこなしきれていない選手も多くいました。それでも打てている選手は木製バットでもあまり変わりないなと。
しっかりと使いこなすだけでも、木製バットへの対応も変わってくると思いますし、木製バットの練習も増やして欲しいとお願いしました」
8月に決まる代表選手選出へ向けて、一次候補以外の選手たちのアピールも期待される。
「これからいろんな試合を見に行きますが、合宿に参加した選手よりもかなり良いということになれば、チャンスはあります。もちろん合宿に参加した選手も春よりも大きく伸びることを期待します」
練習後、選手たちは口をそろえて代表入りを熱望した。この合宿を機にさらに成長することを期待したい。
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