試合レポート

【春季沖縄大会】与勝がベスト16へ、打撃好調の1番・仲新門 大惺が4打点をマーク

2024.03.31


与勝3番・仲宗根寛斗

<第71回沖縄県高校野球春季大会:与勝12-2沖縄カトリック(5回コールド)>◇3月26日◇2回戦◇宜野湾

5回にコールドゲームを決める2点適時二塁打を放つなど、チーム9打点中、半分の4打点をマークしたのが与勝の1番・仲新門 大惺だ。

与勝は1回、仲新門が四球を選ぶと、その後、相手の3連続エラーなどで2点を先制。2回も7番・知花 瑛杜のバント安打のあと、野選とエラーの後、2番・照屋 寛人の犠牲フライで加点する。

立て続けにエラーが出てしまう沖縄カトリックだったが、レンタル選手としてチームを支える興南の、3野手との連携がうまくいかなかったか。守備位置を大幅に変更した3回にもエラーが出てしまうなど、7点差をつけられて、なす術はなかった。

それでも仲里 憲哉が三塁打を放つと、1番・中曽根 大聖興南)が左翼線を破る適時二塁打を記録するなど、互いに支え合うのだという気概が見えたのは良かった。

4回には鈴木 ノア皇雅に適時二塁打が飛び出すなど、加点した与勝。5回にはコールド決定となる2点を、適時二塁打で呼び込んだ仲新門の当たりもあり、相手の隙を逃さなかった与勝が16強入りを果たした。

<関連記事はこちら>
【トーナメント表】春季沖縄大会 結果一覧
【年間予定】沖縄県の2024年の主要大会
【高校野球勢力地図・沖縄】興南が筆頭!沖縄尚学が追う エナジックなどの新鋭校にも注目!
【春季沖縄大会】宜野座が秋春連続4強入り、最少得点ながら相手にダメージを与えて快勝

この記事の執筆者: 當山 雅通

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.20

【春季京都府大会】センバツ出場の京都国際が春連覇!あえてベンチ外だった2年生左腕が14奪三振公式戦初完投

2024.05.20

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在31地区が決定、宮城では古川学園、仙台南、岩手では盛岡大附、秋田では秋田商などがシードを獲得

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉

2024.05.20

【秋田】横手清陵と本荘が8強入り、夏のシード獲得<春季大会>

2024.05.21

いまも3人が現役で奮闘中! 200勝達成したダルビッシュの同期生

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?