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度会隆輝がDeNA久しぶりの横浜高開幕スタメンなるか? 過去は11年連続も

2024.03.29


ENEOS時代の度会隆輝

DeNAのドラフト1位ルーキー、度会 隆輝外野手(横浜高出身)が、圧倒的な成績を残しオープン戦を終えた。

オープン戦で16試合に出場し、打率.434(53打数23安打)で、新人としては2014年のロッテ・井上 晴哉内野手(崇徳出身)以来、10年ぶり2人目となる首位打者を獲得した。もちろんオープン戦は試合数も少ない。また公式戦とは異なるものであり、同様の成績を残すことができる保証があるわけでもない。

とはいえ、この成績は同じ外野を守る選手たちの中でも群を抜いている。このまま「1番・右翼」で3月29日に行われる広島戦(横浜スタジアム)での開幕戦にスタメン出場することが濃厚だ。

度会が開幕戦にスタメン出場すれば、2020年の乙坂智以来、4年ぶりに横浜高OBがDeNAの開幕戦の先発オーダーに名を連ねることになる。

DeNAでは、2010年から2020年まで11年連続で横浜高OBが開幕スタメンに名を連ねていた。しかし、2021年の開幕オーダーには横浜高OBの名前がなく、同シーズンをもって乙坂が退団。また2022年には倉本寿彦もチームを去った。投手では石川 達也投手が2021年から在籍しているものの、野手の在籍がなくなっていたのである。そのため2021年からの3年間は開幕戦の先発オーダーから横浜高OBの名前が消えていた。

日本一となった1998年から2007年までの10年間も、鈴木尚典、多村仁志、小池正晃らが開幕スタメンに名を連ねていた。2008年、2009年を空けて2010年からは石川雄洋、荒波翔、筒香嘉智、小池、倉本そして乙坂がバトンを繋ぎ、11年連続で開幕戦の先発オーダーに横浜高OBの名前があった。

この先、度会はチームの中心として、そして横浜OBとして開幕戦の先発オーダーに名を連ね続けることができるだろうか。まずはケガなく開幕戦の日を迎えてほしい。

次のページ:【一覧】DeNAによる横浜高OBの開幕戦スタメン起用

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この記事の執筆者: 勝田 聡

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