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ドラフト候補の洗平(八戸学院光星)、吉岡(阿南光)は2回戦で平均球速アップ! 1回戦出場32校の140キロ超えは20人!【140キロ超え投手一覧】

2024.03.26


25日、第96回選抜高等学校野球大会は大会6日目を終えた。1回戦最後の試合となった常総学院vs日本航空石川戦で常総学院のエース・小林 芯汰投手(3年)が140キロを計測した。

以降、2回戦では、八戸学院光星の左腕・洗平 比呂投手(3年)が星稜戦で最速1キロを更新し、最速143キロ。同時に平均球速も初戦の関東一戦の133.68キロから136.7キロとスピードアップした。1回戦の140キロ以上はわずか2球だったが、2回戦で140キロ以上は12球。明らかに球威が違った。本人は初回の入りを反省していたが、尻上がりに調子を上げていき、力を入れた140キロ台の直球で圧倒する投球が見えた。
夏以降もドラフト候補として注目されそうだ。

阿南光の右腕・吉岡 暖投手(3年)は14奪三振完封。吉岡自身は「カットボールが良かった」と語っていたが、直球の勢い、コントロールも素晴らしかった。最速143キロは1回戦の豊川戦と変わらないが、平均球速は135.21キロから137.24キロとスピードアップ。コントロールされた140キロ台の速球を熊本国府打線は打ち返すことができなかった。
スピードがすべてではないが、いつも以上に球速が出て、ストライク先行の投球ができれば、好投できることを示してくれた。

1回戦まで140キロ以上は20人。1回戦で登板した投手も球速が出にくい気温10度以下の環境下で登板した投手が多かった。
予報によると寒さも峠を超え、暖かい日が続く。2回戦で変化が現れるか注目だ。

次のページ:【一覧】大会6日目までの140キロ超え投手

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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