News

【センバツ】2年前は大阪桐蔭が記録的優勝をマーク、今年は新記録がいくつ誕生するのか

2024.03.17


大阪桐蔭ナイン ※写真は過去の取材より

第96回選抜高校野球大会(センバツ)が、いよいよ18日に開幕する。開幕を前に、これまでのセンバツ記録をおさらいしておきたい。

昨年、2023年(第95回大会)では、仲田 侑仁内野手(沖縄尚学=現広島)が大会史上28本目の満塁本塁打を放った。大会第1日の第3試合、ナイターのなかで行われた沖縄尚学(沖縄)ー大垣日大(岐阜)戦で、4番の仲田が左中間への豪快アーチを放ったのは記憶に新しい。仲田は昨年秋のドラフトで広島から4位指名を受けてプロ入りを果たした。

2年前は、大阪桐蔭(大阪)が、圧倒的な攻撃力を誇って優勝した。準々決勝の市立和歌山(和歌山)戦で6本のアーチを放ち、PL学園(大阪)が持つ1試合最多本塁打記録に並んだだけでなく、チーム大会通算最多本塁打の11本の記録も樹立した。

今大会では、大阪桐蔭のほか、「記録保持チーム」が出場する。広陵(広島)は、2003年決勝(対横浜)で20安打を放ち決勝での最多安打記録を樹立している。

東海大福岡(福岡)は、東海大五時代の1985年の1回戦で広陵相手に、5回に1イニング最多連続得点となる9得点をマーク。最多連続打数安打の9本、1イニング最多安打の10本のタイ記録も樹立した。0対4で迎えた5回に一気に10得点を挙げるなど11対4で広陵に快勝している。

2019年には山梨学院(山梨)が1回戦の札幌第一(北海道)戦で24対5で勝利したが、24安打を放ち、智辯和歌山(和歌山)に並ぶチームの1試合最多安打のタイ記録をマークしている。

高知(高知)は、1975年決勝(対東海大相模)の13回にチーム1イニング最多三塁打3本の記録を持つ。

新基準バット元年となり、打撃部門での記録樹立は難しいかもしれないが、違う形で今大会で新記録の誕生があるかもしれない。

<関連記事はこちら>
◆【トーナメント表】センバツ大会 組み合わせ
◆【センバツ組み合わせ】大阪桐蔭・報徳学園・作新学院・愛工大名電が同ブロックで潰し合い!
◆センバツ出場23人の「高卒即プロ入り」が狙える逸材! 登場日、注目ポイントを徹底解説!
◆【一覧】センバツ注目選手リスト
◆【センバツ抽選】開幕カードは八戸学院光星ー関東一、日本航空石川は常総学院と対戦<全カード紹介>
◆「意外と点が入る」新基準バット、勝利を摑むチームの「3つの条件」とは?

この記事の執筆者: 浦田 由紀夫

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.28

【鹿児島NHK選抜大会】川内商工が2試合連続逆転サヨナラ勝ち!雨のため2試合が継続試合

2024.05.28

【大分】佐伯鶴城は4戦3勝、杵築は4戦で1勝<強化試合>

2024.05.28

【鹿児島】鹿児島玉龍と樟南が8強へ<NHK旗>

2024.05.28

交流戦開幕、初戦の注目は髙橋宏斗vs.今井達也の初対決!

2024.05.28

【鹿児島NHK選抜大会】錦江湾が1点差勝利!出水工の追い上げ、あと1点及ばず

2024.05.25

【熊本】九州学院、熊本工が決勝へ<NHK旗>

2024.05.25

【関東】白鷗大足利が初、逆転サヨナラの常総学院は15年ぶり決勝<春季地区大会>

2024.05.25

首都2部優勝の武蔵大の新入生に浦和学院の大型左腕、左の強打者、昌平の主軸打者など埼玉の強豪校の逸材が入部!

2024.05.25

【岩手】盛岡大附がサヨナラ、花巻東がコールドで決勝進出、東北大会出場へ<春季大会>

2024.05.26

【近畿大会注目チーム紹介】実力派監督就任で進化した奈良の名門・天理。超高校級の逸材3人を擁し、緻密な攻守で全国クラスのチームに!

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.29

【岩手】盛岡中央、釜石、水沢が初戦を突破<春季地区予選>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商