News

【センバツ出場校ランキング】出場、勝利数では広陵がトップ、優勝回数は大阪桐蔭が最多

2024.02.27


広陵ナイン

第96回選抜高校野球大会(センバツ)が、3月18日から阪神甲子園球場(兵庫・西宮市)で開催される。出場が決まった32校は、練習試合解禁日となる3月2日から実戦モードに入り、同8日の抽選を経て、本番へと向かう。今回のセンバツにまつわるさまざまなランキングを調べてみた。

出場32校の、センバツ出場回数の上位ランキング(2ケタ以上)は以下の通り。

<出場回数上位ランク(2ケタ以上)>
27 広陵(広島)
23 報徳学園(兵庫)
21 高知(高知)
16 星稜(石川)
15 大阪桐蔭(大阪)
14 北海(北海道)
12 作新学院(栃木)
11 八戸学院光星(青森)
11 常総学院(茨城)
11 敦賀気比(福井)
10 愛工大名電(愛知)

トップ3は広陵報徳学園高知広陵は今回の出場で、全体のランキングで26回で並んでいた天理(奈良)を抜いて単独の6位に浮上。報徳学園も22回で並んでいた広島商(広島)を抜いて単独の8位に浮上した。21回目となった高知早稲田実業(東京)、熊本工(熊本)と並ぶ10位タイとなり、トップ10入りを果たした。

全体のランキング1位は龍谷大平安(京都)で42回。2位以下は、中京大中京(愛知)が32回、東邦(愛知)が31回、県立岐阜商(岐阜)が30回と、東海勢が上位を占めている。

センバツでの勝利数ランキング(2ケタ勝利以上)は以下の通り。

<センバツ勝利数上位ランク(2ケタ以上)>
(カッコ内は優勝回数)
42 広陵(3)
36 報徳学園(2)
34 大阪桐蔭(4)
21 高知(1)
16 愛工大名電(1)
14 作新学院(1)
14 常総学院(1)
13 敦賀気比(1)
12 北海
11 星稜

大阪桐蔭ナイン

ここでもトップは広陵。今大会2勝を挙げれば、龍谷大平安の43勝を抜いて全体ランキングの5位に浮上する。報徳学園大阪桐蔭は全体のランクキングで8位と9位。今大会次第で順位が入れ替わる可能性もある。
全体のランキングでは東邦中京大中京が58勝でトップに並んでいる。次いで3位タイで県岐阜商とPL学園(大阪)が48勝。

優勝回数では大阪桐蔭が4回でトップで、広陵が3回で続く。全体のランキングトップは5回の東邦中京大中京大阪桐蔭が4回で2位タイにつけている。今大会で大阪桐蔭が5回目の優勝を果たせば、全体でもトップに並ぶことになる。

ちなみに夏を加えた甲子園通算勝利数ランキング(20勝以上)と、春夏の優勝回数は以下の通り。

<春夏通算甲子園勝利数上位ランク(20勝以上)と優勝回数>
77 広陵=春3回
75 大阪桐蔭=春4回、夏5回
64 報徳学園=春2回、夏1回
42 常総学院=春1回、夏1回
41 作新学院=春1回、夏2回
37 高知=春1回、夏1回
35 北海=なし
35 星稜=なし
34 八戸学院光星=なし
31 敦賀気比=春1回
29 近江(滋賀)=なし
24 愛工大名電=春1回
22 関東一(東京)=なし

常総学院作新学院など、夏に強さを発揮してきた関東勢が上位に入っている。

今大会は広陵大阪桐蔭報徳学園など優勝経験のある名門に対して、優勝経験のない星稜関東一北海などの強豪がどこまで勝ち上がれるかにも注目される。

<関連記事>
【一覧】センバツ出場32校
【一覧】今年も逸材揃い!センバツ注目選手リスト

この記事の執筆者: 浦田 由紀夫

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.05.20

【春季京都府大会】センバツ出場の京都国際が春連覇!あえてベンチ外だった2年生左腕が14奪三振公式戦初完投

2024.05.19

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在30地区が決定、青森では青森山田、八戸学院光星がシード獲得

2024.05.20

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在31地区が決定、宮城では古川学園、仙台南、岩手では盛岡大附、秋田では秋田商などがシードを獲得

2024.05.19

【宮崎】日章学園、富島、小林西などが初戦を突破<県選手権大会地区予選>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?