【センバツ出場校とプロ野球選手】関東5校は現役14人が活躍中! 健大高崎からは捕手4人!
今井 達也(作新学院)・清水 叶人(健大高崎)
3月18日に開幕する第96回選抜高校野球大会(センバツ)に出場する32校が発表された。その出場校の多くのOBがこれまでドラフトで指名されているが、現役として活躍している選手を紹介したい。
関東地区からは作新学院(栃木)、山梨学院(山梨)、健大高崎(群馬)、常総学院(茨城)、中央学院(千葉)の5校が、春のセンバツに出場する。そのうち中央学院を除く4校のOBがNPBで現役を続けている。
作新学院OBは西武・今井 達也投手、日本ハム・石井 一成内野手、DeNA・入江 大生投手の3人。
いずれもドラフト2位以上でプロ入りを果たした。なかでも夏の甲子園優勝投手でもある今井は、先発ローテーションの一角を任される存在。昨年は規定投球回に到達しなかったものの、自身初となる2ケタ勝利をマークした。今シーズンは2年連続の2ケタ勝利はもちろん、2021年以来3年ぶりの規定投球回到達を目指す。
山梨学院OBは中日・垣越 建伸投手と、ルーキーの日本ハム・宮崎 一樹外野手。宮崎は春季キャンプを1軍でスタートさせ、練習試合ではヒットも放った。いきなりの開幕1軍入りとなるか。
健大高崎は阪神・長坂 拳弥捕手、巨人・湯浅 大内野手、西武・柘植 世那捕手、ヤクルト・下 慎之介投手、広島・清水 叶人捕手、西武・是沢 涼輔捕手(育成)と、6人の選手が現役でプレーしている。
そのうち湯浅と下をのぞく4人は捕手だ。現時点で確固たる正捕手となった存在はいないが、柘植は昨シーズン自己最多の59試合に出場した。森 友哉捕手(大阪桐蔭出身、現オリックス)の移籍後に空席となった正捕手の座をつかむことができるか。
常総学院の現役OBは、広島・宇草 孔基外野手、巨人・菊田 拡和内野手、ロッテ・鈴木 昭汰投手の3人となる。全員がドラフト3位以上で指名を受けているものの、1軍での実績はない。特に、大卒で入団した宇草と鈴木は、今シーズンこそ結果を残し、1軍定着を狙いたい。
<作新学院出身の現役NPBプレーヤー>
今井 達也(2016年西武1位)
石井 一成(早稲田大→2016年日本ハム2位)
入江 大生(明治大→2020年DeNA1位)
<山梨学院出身の現役NPBプレーヤー>
垣越 建伸(2018年中日5位)
宮崎 一樹(山梨学院大→2023年日本ハム3位)
<健大高崎出身の現役NPBプレーヤー>
長坂 拳弥(東北福祉大→2016年阪神7位)
湯浅 大(2017年巨人8位)
柘植 世那(ホンダ鈴鹿→2019年西武5位)
下 慎之介(2020年ヤクルト育成1位)
清水 叶人(2022年広島4位)
是沢 涼輔(法政大→2022年西武育成4位)
<常総学院出身の現役NPBプレーヤー>
宇草 孔基(法政大→2019年広島2位)
菊田 拡和(2019年巨人3位)
鈴木 昭汰(法政大→2020年ロッテ1位)
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