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徳島インディゴソックスの“敏腕トレーナー”が明かす「NPBに一番近い選手」! 契約更改17選手が発表!

2024.02.01


日本大時代の杉本 幸基

四国アイランドリーグplus・徳島インディゴソックスが、昨年に引き続きプレーする17選手の契約更新を発表した。

昨年はドラフトで6選手同時指名を達成しただけでなく、年間総合優勝を果たし、「育成と勝利」の両立を体現している。そんな徳島には今年も強力な新人21人が入団したが、昨年から引き続きNPBを目指す選手たちからも目が離せない。実際、DeNAに6位指名を受け、春季キャンプ一軍も決まった井上 絢登外野手は徳島で2年を過ごし、支配下指名を勝ち取っている。

まず紹介したいのは、昨年度のリーグ戦で全試合出場を果たし、4番も任された2年目の寺岡 丈翔外野手(東福岡―福岡大学)だ。最大の魅力は177センチ、86キロから繰り出されるパワー。打球速度は170キロを超え、NPBのスラッガーと遜色ない打撃力を見せている。福岡大時代からの先輩にあたる井上の背中を負うスラッガーは、現場からの評価も高い。
10年以上「インディゴコンディショニングハウス」の代表として徳島ISの選手をNPBに送りだしてきた殖栗正登トレーナーも寺岡に太鼓判を押す。

「パワーはもちろん走力もある。現状の能力は野手の中で一番NPBに近い」

11年連続ドラフト指名の立役者からも絶賛される寺岡の打撃は注目だ。

投手では2年目の杉本 幸基投手(大垣日大―日本大学)の名前が挙がる。杉本は最速151キロの本格派右腕として入団も、昨年は出場機会に恵まれなかった。それでも、殖栗トレーナーは言う。
「昨年の時点でNPBにいけるだけの能力はあった。今年こそ、与えられた登板機会で実力を発揮して、ドラフト指名されて欲しい」と期待を寄せる。
ほかにも山崎 正義投手(都立紅葉川)は、ストレートの球速を高校卒業時の最速142キロから151キロまで伸ばし、昨年は抑えとしてチーム最多の9セーブを記録した。成人を迎えたばかりの高卒3年目右腕がNPB入りを狙う。

チーム最長の5年目のシーズンに挑む最速154キロ右腕・白川 恵翔投手(池田)や、後期リーグ戦で4番に座り、リーグ2位の7本塁打を放った角井 亮太内野手(生駒―龍谷大学)など、経験豊富な選手も再び徳島でプレーする。先にNPB入りを果たした仲間の背中を負い、ドラフト指名を目指す選手たちのアピール合戦に期待だ。

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この記事の執筆者: 田中 裕毅

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