News

【高校野球ベストシーン’23・広島編】高校通算62発、「広陵のボンズ」こと真鍋 慧がチームの県内無敗に貢献

2023.12.18


2023年もあとわずか。ことしも高校球界ではさまざまな印象的な出来事があった。各都道府県ごとにベストシーンを思い出してみよう。

広島県では、昨年秋の新チーム結成以来、今年の夏まで、広陵が県内無敗を誇った。昨年秋の広島を制し、中国地区を制すると、明治神宮大会では2年連続の準優勝。センバツではベスト4まで勝ち進んだ。春季広島大会で優勝すると、中国大会も制した。最後の夏は広島商を決勝で破って優勝。甲子園では3回戦で慶應義塾(神奈川)に敗れたが、広島県の公式戦は16連勝。県内だけでなく中国地区でも1度も負けなかった。

そのチームの中心にいたのが、高校通算62発を誇った真鍋 慧内野手(3年)だった。189センチ、92キロ。高校生離れした立派な体格で、1年生から注目され、1年秋の明治神宮大会では3試合で2本のアーチをマークした。大阪桐蔭(大阪)の前田 悠伍投手(ソフトバンク1位)、花巻東(岩手)の佐々木 麟太郎内野手(米大学進学希望)、九州国際大付(福岡)の佐倉 侠史朗内野手(ソフトバンク育成3位)と並んで、「ビッグ4」とも呼ばれた。

ピンポン球のように軽々とスタンドインさせる長打力に加え、逆方向への強い当たりも放つことができ、大型選手らしからぬ起用さも兼ね備えている。甲子園ではホームランを打つことができなかったが、2年春、3年春夏と3度出場し、8試合で打率.448、打点7と活躍。今年のセンバツ4強の立役者だった。

2年夏は初戦(2回戦)で広島新庄に勝利しながら、3回戦で英数学館に敗れた。その試合で最後の打者となった真鍋が、その悔しさをバネにチームを「無敵艦隊」にまで引き上げた。

プロ志望届を提出し、3位までの指名ならプロに行く方針だったが、それはかなわなかった。4年後のプロ入りを目指し、大阪商業大に進学。即戦力のスラッガーへと成長し、ドラフト1位指名を勝ち取るつもりだ。

広陵・夏甲子園3回戦スタメン
(中)田上 夏衣(3年)
(三)谷本 颯太(3年)
(一)真鍋 慧(3年)※大阪商業大進学予定
(遊)小林 隼翔(3年)※立教大進学志望
(捕)只石 貫太(2年)
(左)高橋 陽大(3年)
(右)濱本 遥大(2年)
(投)髙尾 響(2年)
(二)松下 水音(3年)

この記事の執筆者: 浦田 由紀夫

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.04.12

東大野球部の新入生に甲子園ベスト4左腕! 早実出身内野手は司法試験予備試験合格の秀才!

2024.04.12

春季県大会を制した長崎日大の監督は「まだまだチームは未熟」、14年ぶりの夏甲子園へのカギは化学変化

2024.04.12

【九州】エナジックは明豊と、春日は佐賀北と対戦<春季地区大会組み合わせ>

2024.04.12

【青森】春季の4ブロック大会の組み合わせが決まる

2024.04.12

中央学院大が新入生を公開!拓大紅陵、千葉学芸、専大松戸、中央学院など千葉の強豪校の主力が一挙入学!

2024.04.09

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.10

【沖縄】エナジックが初優勝<春季大会の結果>

2024.04.07

法政大が新入生全30名を公開!一般組では楽天・三木肇二軍監督の長男・翔太郎(法政二)も入部!

2024.04.12

東大野球部の新入生に甲子園ベスト4左腕! 早実出身内野手は司法試験予備試験合格の秀才!

2024.04.09

慶大が全新入生を公開! 甲子園優勝メンバー14人、智辯和歌山・報徳学園からも有力選手獲得!

2024.04.09

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.03.17

【東京】帝京はコールド発進 東亜学園も44得点の快勝<春季都大会1次予選>

2024.04.05

早稲田大にU-18日本代表3名が加入! 仙台育英、日大三、山梨学院、早大学院の主力や元プロの子息も!

2024.04.02

【東京】日大三、堀越がコールド発進、駒大高はサヨナラ勝ち<春季都大会>

2024.04.02

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?