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「超高校級」と騒がれた4人が入団わずか3年で戦力外通告、現役続行なるか

2023.11.03


今年の戦力外通告者の中には、高卒3年目の選手が目立つ。一次ではロッテの西川 僚祐外野手(東海大相模)、二次では西武の仲三河 優太外野手(大阪桐蔭)、オリックスの中川 拓真捕手(豊橋中央)、ヤクルトの嘉手苅 浩太投手(日本航空石川)といった選手たちが戦力外通告を受けており、嘉手苅は育成打診という報道が出ている。

高校時代から評判だった選手たちで、西川は高校通算55本塁打を放ち、二軍で2年目で9本塁打を放ち、今年は打率.202、6本塁打と悪くないが、戦力外だった。仲三河は大阪桐蔭の主軸として活躍を見せ、今年はフェニックスリーグで3本塁打を放っている。中川は高校通算44本塁打を記録している強打者だったが、今季は20試合で打率.167に終わっている。高校時代、140キロ後半の速球を投げ込んでいた嘉手苅は、16試合で防御率5.52に終わっていた。

入団前から期待も高かった選手たちで、西川は並外れたパンチ力、仲三河は高い打撃技術、中川は強打の捕手、嘉手苅は角度のある140キロ後半の速球が魅力だった。ただ、シーズン通してパフォーマンスを発揮できなかった。育成枠での現役続行となるのか。それとも、他球団でのプレーなのか。この苦しい状況を乗り越えることを期待したい。

この記事の執筆者: 河嶋 宗一

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